創世記 第1章20~31節
僕は最近、この地球が天国なんじゃないのかと思うようになったんだ。
海の中には魚たちや見たこともない生き物が棲んでいる。空には鳥たちが飛び交う。冬場に良く見かけたハクチョウは北のほうへいってしまったけれど。庭に茂った大きな白樺にはカラスの巣があって雛鳥がときおり鳴いている。珍しい雛鳥の鳴き声にうちのムンは反応して吠えてばかりいる。
一概には言えないけれど、例えばミャンマーでサイクロンの被害に遭った人々がいたり、四川省の大地震の被害を受けた人々がいるけれど、みんなこの地球で生まれてきていつか塵へ帰っていく。
空気の中に酸素があって、植物が二酸化炭素を吸って酸素を創り出してくれている。食卓に上る食べ物は、海や川でとれた魚だったり、牧場で育てられた鳥や、羊や、豚や牛だったりする。畑で取れた野菜も果物も。水だって地球にあるから飲むことも顔を洗うこともお風呂に入ることもできる。
だから地球は素晴らしい星であり、僕達の先祖の先祖のまたその先祖もこの地球に生まれてきてこの地球に生きてきてこの地球に私を生まれさせてくれた。地球で今日のために精一杯私たちは生きている。地球温暖化や環境破壊は気候変動が心配されている。地球が私たちに与えられた天国という星であることを私はみんなに伝えたいと思う。
いくら科学技術が発達しても地球と同じ星を人間は創れないと思う。神は人間を創造され「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上をはう生き物をすべて支配せよ。」と云われたと聖書には書いてある。「支配せよ」と訳された言葉は「仕えなさい」という意味だと教わったことがある。支配してきた人間が仕えなさいという言葉の意味をもう一度取り戻したとき、この星は再び天国の輝きを取り戻していくような気がする。神さまは天地を創造されたとき、すべてのものご覧になった。見よ、それは極めて良かった。